板挟み

今夜、会社の人と晩飯を一緒に食べていた時の事


会社の人はＹ主任で55歳。

私と同い年の息子さんが今週末千歳で結婚式をあげるので


会話の中心は結婚式の話


『新郎の父としてのスピーチはどうですか？やっと暗記して覚え切りましたか？(^O^)』と、からかったり冗談混じりの談笑してました


お店を出ようとした瞬間奥様から電話が

『Ｙ主任の実父が心肺停止。現在蘇生の処置を行っている』と


もともとＹ主任の父は何年か前に倒れて
それから以降介護が必要とする人になって
障害者手帳も配布される程の重度な方で

入退院も何度も繰り返し
何度も『危篤状態』になってます


医師から言わせてみたら心臓が強い人だとか


だから危篤と聞いても、また大丈夫だろう…っていうのが今までだったけど、心肺停止したのは初めて


流石のＹ主任も動揺してました


動揺したのと同時に
『万が一亡くなったら…息子の結婚式はどうするんだ？』
と、焦り悩み始めるＹ主任


私は『まだ亡くなるって決まった訳じゃないし、今までも何度も持ち直しているじゃないですか

きっと今回も大丈夫ですよ
万が一亡くなってから息子さんの結婚式考えましょうよ』
と励まし、落ち着くように促して解散しましたが


私が自宅に帰ってからメールが…

Ｙ主任からで
『(父親のいる)旭川へこれから戻ります。心配かけます』と


あ～、お父様天に召されたんですね


90歳で大往生。立派ですよね


Ｙ主任は色々な意味で辛いだろうな～

何年も前から亡くなるとわかっていても、実際失うのは悲しいし

かといって親戚一同集まる息子の結婚式をどうしよう…葬式と重なったら迷惑掛けるし可哀想


…確かにそうなんだけど。息子は可哀想かも。Ｙ主任が食事中悩んでいた事が的中してしまった結果になってしまった


果たして結婚式もお葬式もどうなるか未定ですが


…まぁ私はＹ主任が休む為、私が出来る範囲の仕事をカバーしようと思います


そして平日にお葬式営むのでしたら、お香典ご用意しないとな


Ｙ主任は板挟みで辛いな～と本当に思った1日でした